行田のオートレストラン鉄剣タローでレトロな自販機と出会う!

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自動販売機って様々なものがありますよね。
一般的な飲み物の自動販売機だったり、ラーメン缶を売っている自動販売機もあります。
学校の給食に出たようなパンを売ってるちょっとレトロでノスタルジーを感じる自動販売機もあるんです。


2年前、私の好きな作家である三秋縋さんがツイートしていたこのお店。昔ながらの自動販売機が置かれていて、レトロ感溢れる店内の写真を見た時から1度行ってみたいと思うようになりました。

しかも自分が今住んでいる埼玉県にあるということも分かり、テンションも行きたさもめちゃくちゃありました。

では何故今までいかなかったのか。
埼玉って県内を移動するのすごく大変なんですよね。埼玉内だけで移動するなら東京に一回出た方が早いとか、すごく複雑で、それが面倒で行く気があまり起きなくて行きませんでした。

ところが、社会人になり毎日神経をすり減らしていつ死んだり壊れるか分からないので早めに行っておこうと思い、鉄剣タローに行くことにしました。

場所

オートレストラン鉄剣タロー

格ゲーみたいな名前してますが、拳で!ではなく剣なんです。

このお店、なんと店内の料理は全部自動販売機で購入するんです。サービスエリアとかにありそうな感じですよね。
それもそのはず、というか道の駅的ポジションらしいです。

アメリカドラマとかだとバイカーギャングが集会所とかにしてそうって思いました。はい。

ちなみに場所なんですが、埼玉県行田市下忍(しもおし)にあるレストランです。


吹上駅から徒歩30分。またはバスで10分+徒歩5分ほど。

バスで行く場合はバス停で降りたらUFOキャッチャーで有名なゲームセンターの方に向かってください。

ゲームセンターの方に向かいながら右側を気にして歩くと鉄剣タローが見えるはずです。

セブン側に進んでしまうと逆方向です。
私は間違えてセブン側に進んでしまい、迷いに迷って茂美の湯から古墳の公園?があるところをさまよっていたら、バス停から5分で着くところを1時間半かけてしまいました。

みなさんはそんなことがないようにしてください。夏は熱中症とか危険ですからね。


お店の正面です。漂うレトロ感が素敵。

店内の様子

こういうお店ってちょいワルバイカーが屯してたら雰囲気にぴったりだ。(二回目)と思いつつお店に入ると私の他にもお客さんがそこそこいて子連れの方もいました。バイクは無く、みなさん車で来ている様子。

思ったよりもお客さんがいてお店入ってすぐの所は写真を撮るのをためらってしまいました。


店内入って左側。ゲーム機がいくつも並んでいました。ゲームセンターはあんまり好きじゃないので遊んだ事は全然ないのですが、何故かこういうレトロ感溢れる筺体をみると懐かしさが湧いてきます。
麻雀の筺体もありました。


店内左奥にはUFOキャッチャーが。長年使われてきたのが分かるような雰囲気が漂ってます。温泉とかにこういうUFOキャッチャーありませんでした?


その隣、UFOキャッ…チャーではなく、植木や植物を配っているとのこと。
紙に書いてあることをそのまま書いただけです。


注目してほしいのがこれ。実はこれうどんとそばの自動販売機なんです。すごくないですか!自動販売機って飲み物がほとんどでパンの自動販売機とか地元にありましたけどうどんですよ!うどん!
しかも昔から存在してますよねこれ。技術が進歩した最近のデザインならあっても「うどんか、ふーん」で終わりですけど、昔ながらのこういうデザインというか雰囲気だとやっぱり無視出来ないです。

あ、でも残念ながらこれは食べられませんでした。


カップ麺の自動販売機です。これを買っている人が滞在してる間はいなかったので分かりませんが、これってお湯が入った状態で出してくれるんでしょうか。そうだとしたら感動です。「ほかの自販機よりサービスいいね君!」とかいって酔ったおじさんに絡まれてなければいいですが。


メディア掲載の記事などが貼ってある場所なんですが、ノートに気を取られすぎてノートしか撮れてません。
このノート自由にかけるらしく、一つ前の項目で触れた三秋縋さんも書いているんですよね。

みにくくてすいません。


ハンバーガーの自動販売機。この絵の雰囲気がすごく好きです。心温まります。


トーストの自動販売機。これはどういう風にトーストを提供してくれるのでしょうか。袋に入ったまま?


アイスクリームの自動販売機です。当たり付らしいです。パジェロ当たったりしないんでしょうか。
スプーンをとりわすれないようにしないと。


普通の自動販売機です。
至って普通なんですが、今までのものと一緒に並んでるとなんだかとてもノスタルジー。


ただ一つ普通の自動販売機と違うところがあるとすれば、ここを管理している人が書いてあるであろうこのメモ?今までの自動販売機にも書いてありました。丁寧に案内をしてくれていてすごく温かい気持ちになります。


メダル交換機だったらしいですが、もう使えないとのこと。ポーカーのゲーム機やってみたかったです。


壁に描かれているこの絵も昔っぽいといったらちょっとよくないかもしれないですが、店内のレトロな雰囲気に一役買っていますね。

この手前の空間にポーカーとかスロットの機械があったのかも。


夜は店内に赤みがかかった照明がかかることで昼の時とはまた違った雰囲気になるのかもしれませんね。


逆光で見にくいですが、栄養ドリンクの自動販売機。
わたしが小さい頃は栄養ドリンクのCMたくさんやっていたのに最近はあまり見ませんね。
エナジードリンクで隠されてしまった印象。

ハンバーガーを購入


1時間半歩き続けるという事故がなければ全部食べたかったけどちょっと厳しいので一つだけ。
うどんとすごく悩みましたが、うどんが出てくる仕組みが分からずちょっと怖かったのでハンバーガーにしました。


出来上がるまでの時間が表示されてます。
シンプルなデザインがすごく好み。


出てきました!
箱を持って帰りたい!

チーズバーガーとても美味しかったです。
箱は捨ててしまいましたが、ゴミ箱にはチーズバーガーの箱がめちゃくちゃ捨ててあったので多分人気商品なのでしょう。

まとめ

念願の鉄剣タローにやっと行けました。初めて行きたいと思った時から2年くらい経ってしまいましたが、行くことが出来て良かったです。

道を間違えて体力が無くなってしまったのが残念ではあるけど貴重なものを見れたのでまぁよしとしましょう。


貴重なものというのはこれです。うどん自動販売機の中身。こういう作りになってるんですね。
今度行く時は全部食べます。絶対に。

書籍紹介

鉄剣タローに行くきっかけになったげんふうけい改め、三秋縋さんの作品で一番好きな作品の「三日間の幸福」をコミカライズした作品である
「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」という作品でも鉄剣タローと思しき所が少しだけ出ています。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 1巻の内容より引用

三秋縋さんの作品は切ないながらも考えさせられることが多い作品です。
是非読んでみてはいかがでしょうか。

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