自分を悪く見せることのメリット

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僕は人付き合いが苦手だ。
一応会話はできるしちょっとした無茶ぶりにも応えられはするが体力の消耗がすさまじいのである。
家に帰ると一言も発さなくなる。
一人暮らしだから家にはほかに誰もいないので話していたら頭おかしいやつだけど。

それはそうと僕は初対面の人と交流するときに意識していることがある。
それがなにかというと
自分を悪くみせること
これは「悪ぶってる俺かっけー」とかそういうのではなく「こいつってダメダメだな」って思わせる方だ。
元からダメダメだからその内やらかすことは往々にして起こり得るのだが後からやらかす場合と最初からやらかしている場合では期待値的なものが違う。
後からダメダメが発覚した場合は「あーこいつこういうやつだったんだなー」とか思われて評価が下がるが、
最初からダメなところを見せれば「こいつこういうとこあるもんな」で許されるかもしれない。

つまりある程度のことなら評価が下がらずに許される可能性が出てくる。
正直な所他人の評価はそこまで気にしてはないけれど、他人に迷惑をかけたという事実が僕的にはしんどいので最初からダメなやつって思われてた方が楽だ。
最初から全部出してしまえばある程度親しくなった人に悪いところがばれて離れて行ってしまうということが減る。
初対面で合わないと判断され離れられるのと親しくなってから離れられる時の心理的ダメージは後者の方が大きいため、最初に離れるやつは離れさせちゃおうぜという算段だ。

このやり方は自分のためにも相手のためにもなるいい方法だと僕の中では思っている

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